皮下脂肪、内臓脂肪
脂肪が増える原因は簡単です。「摂取カロリーが消費カロリーをオーバーする」から。遺伝も大きな要因であることがわかっています。
「肥満」は、たまる場所の違いでそれぞれ皮下脂肪型肥満、内臓脂肪型肥満に分けられます。
皮下脂肪型肥満 | おしりや太ももなどの下半身の皮下脂肪が増えるタイプ。女性に多く“洋ナシ型肥満”とも。 |
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内臓脂肪型肥満 | 腹部の内臓のまわりに脂肪が増えるタイプ。男性に多く“リンゴ型肥満”とも。 |
※内臓脂肪型肥満は、高脂血症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病と関係が深いことがわかっています。
メタボリックシンドローム
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)をご存じですか?
内臓脂肪型肥満を共通の要因として高血糖、脂質異常、高血圧が引き起こされる状態で、それぞれが重複した場合は命にかかわる病気を招くこともあります。 ただし、食べ過ぎや運動不足など、悪い生活習慣の積み重ねが原因となって起こるため、生活習慣の改善によって、予防・改善できます。
中性脂肪を下げるには一に運動、二に摂生
食生活が欧米化した影響で動物性脂肪(食肉が増えました)の摂取量がどんどん増えて、肥満人口も増加しているのです。 ※男性では、30~60代の3人に1人が「肥満」と言われています。
運動は良いことだらけ
内臓脂肪を減らすためには、日頃から体を動かす習慣を身につけておくことが大切です。 運動すれば、消費エネルギーが増えたり、身体機能が活性化したりすることにより、血糖や脂質がたくさん消費されるようになります。 その結果、血糖値や脂質異常、高血圧が改善されて生活習慣病の予防につながります。 また、運動によって、体力が向上すると、生活習慣病にかかりにくくなります。
わかちゃいるけどやめられない
食べすぎ飲みすぎは禁物。肥満予防には、バランス良く食べることはもちろん、3食きちんととること、夕食は軽めにすること、 油を使った料理は控えめにすること、副菜を多く食べることが効果的です。